2008年03月28日

クロまぐろの話Ⅱ

しばらくしてから、仲間の船が帰ってきました。
見るとピカピカに光ったクロまぐろが横たわっています、うっとり眺めていると早く上げろとおやじさんの激がとびます、釣ったすぐに腹を裂き処理はしてありますが、温度に敏感ですばやく冷やさないとだめとの事、しばらくは釣った方と針に掛かってからの格闘の様子を伺って感心しているとおやじさんが再び叫んでいます。

       

早く、車に積み込め・・・ハイ・・ 空っぽの車のトランクにビニールシートを敷きまぐろを入れ一杯まで氷を詰め込みます。
松前では、100kgオーバーは松前物の特級品として、ほとんどが高値がつく東京の築地市場へ出荷されるようです。この時の物は60kg、市場価格の半値以下でとびきり新鮮なクロまぐろを仕入れることができました。
今日は本当にありがとうございました、 おぅ、気つけてかえれ! いつでも揚がるもんじゃねーからな・・・ハイ、大事につかわせていただきます。
終始おやじさんとの会話はハイだけです、そのまぐろのおいしかった事は言うまでもありません、解体して3日ほど寝かし使用しましたが 赤身、中トロ、大トロ、カマ、ほほ肉、中落ちそしてカブトどこをとってもまぐろの王様でした。

それから、4、5回行きましたが幸いにも毎回仕入れることが出来ました。
おやじさんとはいつも変わらずこのようなやり取りでしたが、一度だけ札幌の店まで来てくれました、すごくうれしかった事を今でも覚えています。

素朴で男らしいおやじさんでした。テレビでまぐろ漁師の番組など見ると思いだします。  

Posted by 料理長 at 21:42Comments(0)TrackBack(0)

2008年03月27日

クロまぐろの話

クロ(本まぐろ) インド キハダ メバチ ビンナガ ジャンボ・・・等々
いろんな種類のまぐろがいますが、本日は高級種のクロまぐろのお話です。

13,4年前、北海道の札幌で働いていた時のことです。当時私は、寿司屋さんと炉端居酒屋
の2店舗をまかされておりました。
毎年、寒くなる10月から11月にかけて、道南の松前町沖にある2つの島、大島・小島の近くを
クロまぐろが日本海を北上して来ます、たまたまお店に勤めていた若い料理人のおやじさんが
そのまぐろの一本釣りを趣味でやっていると聞き、是非店で使いたいと申し出たところ、そこは
海の男・・ いつ獲れっかわかんねーど・・と冷たいオコトバ。
いいんですとれたらで・・・・私 

とは言ってはみたものの、松前までは店が終わってから夜中走っても6時間かかります。
もし揚がらなかったら寝ないで走ったことが無駄になる でも行こう。
おいしい地物本まぐろのにぎりを店で出したい・・・・・

早朝3時頃着くと、おやじさんがいきなり イカ釣りいくべ~ えっ・・ぁハイ、急遽イカ釣り開始。
今日はマグロやんないかな~不安になってる私を気にもせず、おやじさんは船を走らせます。
海にはたくさんのイカ釣り船で昼間の明るさです、強ものおやじさんの船には明かりがありません
お~いちょっと釣らせてけれ 海の男たちのうわまえはねるおやじさんは、あろうことか人の船の
明かりを利用してイカ釣りを始めました。
おめーもやれ ハイ 以前イカ釣りは何度かやった事があったので慣れない手つきで私も始めました




小1時間でトロ箱3箱ぐらい釣り上げ帰宅
おめ~調理人だってな・・ ハイ・・ これ朝飯に食うから刺身にしてけれ・・ ハイ
奥さんと一緒に朝食つくり、おやじさんは獲れたてのイカソーメンをかっ込むと海に出ていきました。
待つこと4時間、港におやじさんの船が帰ってきました、でも小船にはマグロの姿がありません。
・・やられた・・・どうしてくれるんだよ、オヤジ 心の中で叫ぶ。
その表情を見て 心配すんな、仲間の船が一本あげたぞ!! そーですかありがとうございます。

                                  次回につづく  

Posted by 料理長 at 20:55Comments(0)TrackBack(0)

2008年03月25日

どうなる?

さぼっていました、ごめんなさい。

今の時代、世界の経済等々自分には関係ないではすまされない事がたくさんあるようです。
昨年来からのアメリカ発金融不安が、今や世界中に飛び火しています。

もともと、資源等の乏しい国なのに、せめて食料だけでもと本腰を入れて自給率を高める努力
をしてこなかったつけがこれからじわりじわりと効いてきそうです。

昔、中学生の頃、確か世界の人口は34億人と習いましたが、現在64億人だそうです。
わずか、30年あまりで30億増えたことになり、年間1億人ペースで増え続けているそうです。
でもなぜか日本は少子化ですが・・?
どれだけの食料が必要になってくるのでしょう・・・・想像もつきません。
仕事がらどうしても食料のことが気になります。

なぜか、夢のない話題ばかりになってしまいましたが、私もまだまだ若いですから・・? 
これからも料理人としてがんばっていきます。

毎回、ブログのタイトルと少しかけはなれた内容になっておりますお許し下さい。
タイトルに沿ったものをぼちぼちと書いていきます。  

Posted by 料理長 at 18:57Comments(0)TrackBack(0)